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びっくり館の殺人(ミステリーランド)/綾辻行人
本の内容(Amazon.co.jpより引用):とある古書店で、たまたま手に取った1冊の推理小説。
読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。
その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出……。
三知也が小学校6年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。
いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、
白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。
クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、
<リリカの部屋>で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に!
あれから10年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが……!?
読んだ時期:
2011年1月25日。
レビューとか感想とか:
「十角館の殺人」で衝撃を受けて追いかけ始め、ホラー色が強くなってきたあたりで
つまらなくなって追いかけるのを止めた綾辻行人さんの作品です。
館シリーズを全制覇していない事がのどに刺さった小骨のように引っかかっていたので
読んでみました。買うつもりは無かったけど図書館で見つけたので。
内容はびっくり館と噂されるお家に老人と子供が引っ越してきて
その子供と主人公が友達になって、ほんで惨劇とやらが起こるお話です。
まぁ正確には「異形」→「惨劇」の流れなんでしょうね。
レーベルがミステリーランド(つまりは微妙に子供向け)の為若干文章が平坦ですが
大人でも楽しめると思います。
それなりには面白かったのですが、個人的に不満だったのが館シリーズと銘打ってる事。
そんなん書かれたら期待しちゃうじゃないですか。
脈絡なく鹿谷門実が登場したりして無理やり館シリーズの体裁を整えてはありましたが
「別に館シリーズである必要無くね?」と言うのが率直な感想です。
さて、今週はさり気なくお仕事モードです。
お仕事モードの時はコタツで寝る機会が増えるので若干体調が心配なのですが
どーやらまだ大丈夫みたいでした。
コタツで寝ると風邪引くようになったら引退します。ウソだけど。
お気に入り度:
★★
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posted by ササキマコト