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花の下にて春死なむ(講談社文庫)/北森鴻
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):年老いた俳人・片岡草魚が、自分の部屋でひっそりと死んだ。
その窓辺に咲いた季節はずれの桜が、さらなる事件の真相を語る表題作をはじめ、
気の利いたビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤が、
謎と人生の悲哀を解き明かす全六編の連作ミステリー。
第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞作。
◆読んだ時期:
2011年6月19日。
◆レビューとか感想とか:
バーのマスターや和風料亭の女将が謎を解く安楽椅子探偵ものが一般的になってきました。
きっとこの本もそんな感じに違いない!と思った方はちょっと甘い。
内容はバーのマスターが謎を解く安楽椅子探偵ものです。
このマスターがですね、エスパー過ぎ。
主人公補正が掛かっているにしろ「どんなサイコメトラーだよ!」と
ツッコミを入れずにはいられません。
まぁ実際のところは、謎を持ち込むのも考えるのも常連客。
うんうん唸ってちらっとマスターを見ると、ニッコリヒントを出してくれたり
筋道の通った推理を控えめに披露してくれるってな役どころですけどね。
個人的に、ミステリーとしてはそれほどでもありませんでした。
どちらかと言うとビアバー「香菜里屋」の空気感を楽しむ作品だと思います。
さて、なんか微妙に体調が優れない日々が続いております。
特に熱などがある訳では無いのですが、体全体がだるい感じなのですよね。
昨日は大事を取って16時間くらい寝たのですが一向に改善しません。
もしかして・・・・・寝過ぎ?
◆お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト