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複製症候群(講談社ノベルス)/西澤保彦
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):兄へのコンプレックス、大学受験、恋愛。
進学校に通う下石貴樹にとって、人生の大問題とは、そういうことだった。
突如、空から降りてきた七色に輝く光の幕が人生を一変させるまでは…。
触れた者を複製してしまう、七色の幕に密閉された空間で起こる連続殺人。
極限状態で少年達が経験する、身も凍る悪夢とは。
◆読んだ時期:
2011年7月27日。
◆レビューとか感想とか:
「なんでこの本で?」とか「えっ?今更?」とか言われてしまいそうですが、
「あー、SFの面白さってこーゆーことかぁ」と妙に合点がいった一冊です。
正直SFってあまり好きなジャンルでは無かったのですが、
ちょっとばっかし楽しみ方が分かったかもしれない。
「サイエンス・フィクション」と言うくらいだから
科学的で~カタカナ語が多くて~みたいな印象があったのですが、
要は「ありえそうでありえない設定」が肝かな、と。
そんなありえそうでありえない世界に迷い込んだら
私たちはどうするのでしょう?
そんな非日常世界を疑似体験できるのがSFの醍醐味なのかな?と思いました。
まさしく空想の世界。
本書では、ある時、空からデカイ筒が降ってきます。
大きさはまちまちですが直径数百メートルから数キロくらいね。
そしてその筒の壁に生物が触れるとコピー(クローン)が出来ます。
さて、この筒の内側に取り残された人間たちはどのような行動を起こすのか?
見どころはそんな感じでしょーかね。
いやーそれにしてもスペアがあるって状況は考えてみれば怖いですね。
さて、昨日久しぶりにポテトチップスを食べたのですが
ふとポテチを箸で食べる友人を思い出しました。
元気かなー。
初めてポテチ&箸のコンボを知ったときはビックリしましたが、
確かに手が汚れないし便利かも。
ただしハッピーターンは認めません。
ハッピーターンは指についた粉を舐めるところまでがワンセットです。
◆お気に入り度:
★★★★
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posted by ササキマコト