マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

メルカトルと美袋のための殺人(集英社文庫)/麻耶雄嵩

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 男の死顔になぜ化粧の跡が?
 計画的な殺人事件に自ら巻き込まれる才能とは!?
 奇妙奇天烈な不可能犯罪から雪の密室での「犯人当て」まで─―
 空前絶後の推理能力で登場するや否や次々と真相を看破。
 「長編には向かない探偵」といいきる銘探偵・メルカトル鮎と
 ワトソン役の美袋三条が〈七つの奇蹟〉を起こす!

読んだ時期:
 2011年11月19日。

レビューとか感想とか:
 良い意味で性格の悪い麻耶雄嵩さんの作品です。
 彼の作品でちょこちょこ登場する「メルカトル鮎」が大活躍する?短編ミステリー。
 「活躍」と言うよりは「君臨」と言った方が適切な気はしますけどね。
 頭は切れるが性格も悪い、そんなオレ様探偵だけでもお腹いっぱいなのに
 ワトソン役の推理小説作家も中々。
 コイツ、いかにも常識人っぽい振る舞いしていますが、
 実は結構状況に流されまくってる気がするんですよ。
 そこはかとなく小物臭を漂わせております。
 そんなコンビの物語なのですが、何故かいまいちのめり込めませんでした。
 つまらないってことは無いと思うのですけどね。
 私には合いませんでした。
 短編だからかなぁ。
 伏線や謎解きが比較的あっさりしていたからかもしれません。
 ミステリーと言うよりは『銘』探偵のキャラクターを楽しむ作品だと思います。

 さて、先日友人からビックリ仰天なことを教えてもらいました。
 彼曰く「うどんは実は消化に悪い」とのこと。
 いやー、世の中にはまだまだ私の知らないことがあるのですね。
 うどんは消化に良い食べ物ってイメージがありましたよ。
 世間では一般常識なのかしら(--?
 と思ってgoogle先生にお伺いをたてると・・出るわ出るわ。
 「うどんは消化に悪い」って意見と「うどんは消化に良い」って意見。
 なんだなんだ、真っ二つじゃねーか(==;
 結局うどんが消化に良いのか悪いのかは分かりませんでしたが、
 色々な見方が大事なんだなーというのは分かりました、ハイ。
 ちなみにうどんの消化については『うどん自体の消化は悪くないけど
 よく噛まないで食べるから結果として悪くなる』ってのが
 個人的には一番しっくりきました。
 なるほどねー。

お気に入り度:
 ★★




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posted by ササキマコト