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謎解きはディナーのあとで2/東川篤哉
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):令嬢刑事麗子と風祭警部の前に立ちはだかる事件の数々。
執事の影山は、どんな推理で真相に迫るのか。
そして、「影山は麗子に毒舌をいつ吐くの?」
「二人の仲は、ひょっとして進展するのでは?」
「風祭警部は、活躍できるのか?」など、読みどころ満載な上に、
ラストにはとんでもない展開が待っていた!?―。
◆読んだ時期:
2011年11月22日
◆レビューとか感想とか:
「謎解きはディナーのあとで」の続編です。
1作目を読んだときはまだそれほでも無かったのですが、
いつの間にかブームになってドラマにまでなっちゃったのですね。
本作も基本的には、風祭警部@残念な花形満と
ヒロイン宝生麗子@お嬢さん兼お嬢様が推理するのですが解決までは至らず、
お嬢様から事件の概要を聞いた執事影山があっという間に
「とても丁寧な暴言と共に」解決してくれるってな流れでした。
前作に比べると、お嬢様が暴言に対してオーバーリアクションかなぁ。
「いやむしろいい加減慣れてもいーんじゃね?」ってなくらい、
話が進むごとに暴言に対するリアクションが大きくなっていきます。
ほんでもって残念な花形満の方は、意外と良い奴かもです。
世間の一般常識とかからはズレているけど悪気は無いんですよね、これが。
あっ、執事影山は相変わらずのデレツンでしたよ。
と言う訳でミステリー物と言うよりはキャラクター物です。
率直な感想は「安定感あるな~」。
前作と同じような展開ながら飽きることなく同じように楽しめました。
前作を楽しめた方ならきっと満足できると思います。
さて、今日は勤労感謝の日らしいですね。
Wikipediaさん曰く「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを
趣旨としているのだそーです。
あー、なるほどね。
実は私昔からこっそり思っていたのですよね。
「世の中の9割くらいの人は、働けることが嬉しいんじゃなくて
お金を貰えることが嬉しいのでは?」って。
だから「勤労感謝」ではなくサラリーマンで言えば「給料感謝」、
経営者で言えば「売上感謝」が本音じゃね?( ̄m ̄)
働けることを喜ぶほどワーカーホリックじゃないんだよなぁ(--ゞ
とか思っていたのですが、大きな誤解でした。当たり前か。
農業をやるときの考え方がベースなんですかね(--?
もちろんパパやママに「いつも働いてくれてありがとねー」
「お給料持ってきてくれてありがとねー」と感謝することは大事ですし
「あぁ、健康で仕事が貰えるってのはありがたい」と感謝することも大事ですが、
本来の意味で言えば、近所のコンビニのおじさんに「いつも素敵な笑顔ありがとねー」
おまわりさんに「駅前の治安守ってくれてありがとねー」、
そーゆー感謝の仕方をする日なんだなーと理解しましたよ。
目からウロコがぼろぼろです。
・・・もしかして、知らなかったの私だけ(--?
◆お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト