マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

ヒア・カムズ・ザ・サン/有川浩

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。
 彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。
 強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。
 ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。
 カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。
 父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。
 しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた…。
 わずか7行のあらすじから誕生した二つの小説。
 大切な人への想いが、時間と距離を超え、人と人とを繋げていく。

読んだ時期:
 2011年12月26日。

レビューとか感想とか:
 決して詰まらなかったという訳では無いのですが、
 微妙に消化不良になった一冊です。
 同じあらすじ、似たような設定、同名の登場人物による中編が2本。
 Parallelという設定上仕方ないのかもしれませんが、
 登場人物の名前を同じにする必要はあったのでしょうか。
 この方の作品は登場人物に感情移入しながら読むのが好きなのですが、
 2本目を読んでいる時に1本目のキャラがオーバーラップしてしまい
 結果としてどちらの印象も中途半端になってしまいました。
 「同じあらすじから生み出された別の物語」とのコンセプトは理解出来るのですが
 出来れば別々に読みたかったです。
 物語単体で見ると結構うるうる来ただけにちょっと残念。

 さて、何だかんだで今年も無事に乗り切ることが出来ました。
 やったよ、自営業で3年持ったよ、わーい。
 実際のところはまだまだ危なっかしいことも多いのですが
 周りの人たちのお陰で何とかなっています。
 ありがとうございます。
 この調子で4年目も何とかなりますよーに(-人-)
 よく「継続は力なり」と言われますが、これには二つの意味があるのですってね。
 一つ目は皆さんもご存じの「継続することで力が付いていく」の意味。
 もう一つは「継続するには力がいる」なのだそーです。
 ただ個人的に最近感じるのは、もっと別の解釈も出来るのではないかと。
 私の実感としては「継続それ自体が力を持つ」。
 別に何かを学ばなくたっていーのです。
 なーんも成長していなくても問題ありません。
 ただ続ける。それだけで立派に意味があることなんじゃないですかね。
 だって「今までにマンガ本100万冊読みました」とか
 「ここ50年、毎日もやし食べています」とか言われると
 「よく分かんないけどなんかすっげー」って思いますもん。
 と言う訳で中々自分に自信を持てない人は、
 下らないことでも良いから始めて、
 そんでもって続けてみるのも一つです。
 きっといつか自信になりますよ。

 そーやって自分を騙しながら、このブログも頑張って続けまーす(--)ノ

お気に入り度:
 ★★★




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posted by ササキマコト