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四龍海城/乾ルカ
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):健太郎の家の近くの海に、ずっと前から不気味な塔が建っている。
地図にもインターネットにも載っていない、謎の建物。
夏休みの最初の午後、憂鬱な気持ちで海岸にいた健太郎は、
気が付くとその塔に「さらわれ」ていた。
そこには感情がなくなった人々の群、閉じ込められた十数人の大人たち、
そして昏い目をした少年、貴希がいた。
健太郎と貴希は次第に心を通わせ、塔を出るための「出城料」を共に探し始める…。
少年たちのある夏、切なすぎる冒険譚。
◆読んだ時期:
2012年2月2日。
◆レビューとか感想とか:
「境界」を越えてしまった少年がそこで出会った少年に惹かれ、
心を通わせ、大切なものを心に宿す青春ものです。
一度入ったら「出城料」を払わない限り出られない場所に迷い込んだ主人公。
そこでは同じような境遇の人たちがコミュニティを作って暮らしていました。
そのコミュニティから抜け出る方法は二つ。
出城料を払って無事に帰るか、感情を失くして城人化してしまうか。
出城料とは一体何なのか。何故感情を失くしてしまうのか。
健太郎は「友達」貴希と共にその謎に挑むのです。ぱんぱかぱーん。
みたいなお話。
いやー、面白かったです。
面白かっただけに・・・最後が(つд`)・°・。
そこで終わっちまうのはあまりに酷でしょーよ、乾ルカさん。
そう突っ込まずにはいられないお話でした。
一気読みでしたけどね。
さて、今日は節分だそうですね。
豆を投げたり豆を食べたりてんやわんやなのでしょう。
私は基本的にナッツ類が嫌いなので鬼さんチームです。
実家では落花生を蒔いていましたが、
これっぽっちも嬉しくないぞ、あほー。
ちなみに豆は「魔を滅する」に通じるんですってさ。
ただのシャレかよ!Σ( ̄◇ ̄;)
でも考えてみればあれですね。
今日はお外には意気消沈している鬼さん達が溢れている訳です。
ここであえて鬼さん達に恩を売っておくのもアリではなかろーか(--?
パンツは高値で売れそうですよね( ̄ー ̄)
◆お気に入り度:
★★★★
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posted by ササキマコト