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黒い家(角川ホラー文庫)/貴志祐介
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):人はここまで悪になりきれるのか?
人間存在の深部を襲う戦慄の恐怖。
巨大なモラルの崩壊に直面する日本。
黒い家は来たるべき破局の予兆なのか。
人間心理の恐ろしさを極限まで描いたノンストップ巨編。
◆読んだ時期:
2012年3月23日。
◆レビューとか感想とか:
ひょえー、お金が絡むと人ってのは怖いのぉ。
内容は保険会社で勤務する若槻さんの恐怖体験です。
彼は職務上、何も悪いことしていなくても逆恨みされやすい立場なのです。
地味に脅されちゃいます。
八つ当たりもされちゃいます。
変な人と知り合ったりもしちゃいます。
とか軽く書いてみましたが中身はシリアス。
ジャンルはホラーらしいですがサスペンス的な面白さでした。
この方の作品は決してボリュームが無い訳でも読みごたえが無い訳でもないのですが
何故かとても読みやすいのですよね。
万人に合うかは分かりませんが、少なくとも私にとっては
ページ数の割りにさくっと読める作家さんです。
ボリュームある割りにさくっと読めるって点では百田尚樹さんと同じくらい。
そんな訳で、読みやすさも手伝って一気読みでした。
ストーリーとしては若槻さんの身の回りで起こる恐怖体験が主で
大したことありません。
ですが中々に読ませてくれましたよ。
ホラーってのはそんなもんかもしれませんが、雰囲気を楽しむ本だと思います。
フィクションだけど微妙に生々しかったし。
うん、ここまで過激なのはアレだけど確かにお金と人の関わりはデンジャラス。
さて、お金と言えば今年はそれなりにお仕事頑張っています。
そのせいか数字的には去年より良いのですが、自分的にちょっと違和感。
なんてーか、余裕と言うかゆとりのようなものが足りなくなっている気がします。
ありていに言えば「ガツガツしている」状態と言いましょうか。
当たり前と言えば当たり前の状態なのでしょうが、
私の個性、主にぼへぼへオーラには悪影響な気が・・(--ヾ
まぁ影響がはっきり見えている訳では無いので
今年いっぱいくらいはこの路線で続けるつもりですけどね。
ほんで年末に答え合わせ。
どーなるか不安ながらもちょっと楽しみだったりもします。
実験実験♪
結果は気が向いたらこのブログで発表しまっす(--)ノ
◆お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト