マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

<萌えるSE業界ノベルズ>お兄ちゃんはプログラマ/藤山哲人

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 プログラマの開発現場の日常を深く、そして濃く小説化!
 現場の笑いや苦悩、常識・非常識を、開発初期から納品までをリアルに展開。
 新人プログラマ大町と、職人気質でクセのある開発メンバー、
 美少女中学生あずみを巡って描かれる、熱血プログラミングラブコメ開発ストーリー。

読んだ時期:
 2012年4月8日。

レビューとか感想とか:
 _| ̄|○
 ブックオフの105円コーナーで見かけたので、
 同じ業界の片隅に生きる者として興味本位で読んでみたのですが・・
 破壊力高過ぎ_| ̄|○
 ちなみにこれっぽっちも「萌える」本では無いので
 そーゆーのを期待している方はご注意を。
 内容はプロジェクトが始まってから納品が終わるまでのプログラマ悲喜こもごも。
 これが一つのストーリーとして小説になっています。
 ぶっちゃけステレオタイプなプログラマ像がかなり大げさに描写されているので、
 この業界に触れたこと無い人が真面目に読むと
 間違ってはいないですがかなりズレたイメージを持つと思います。
 流石にここまで典型的なのは見たことねーよ。
 ただですね。
 非常にたちの悪いことに結構核心をついている部分もあります_| ̄|○
 特にお仕事にまつわるうんちゃらとか帰れなくなったりかんちゃら、
 バグと仕様のうんちゃらとかサーバールームは寝るのにピッタリだかんちゃら、
 そんなうんちゃらかんちゃらな事実も書かれています。
 うん、この本はSEさんやプログラマさんが
 ツッコミを入れつつ哀しくなりながら楽しむ本です。
 業界の内部事情を知っていてこそ、真の意味で楽しめる一冊だと思います。
 ちなみに私、この小説に書かれているようなアホな事態に巻き込まれたくないから
 サラリーマン辞めたんですけどね。
 変なところでリアリティがあったのがかなりイヤでした。

 さて、実は私いわゆる「趣味」という物があまり無い人でしてね。
 「趣味はなんですか?」と聞かれるととても困る訳です。
 と言う訳で「なんか新しいこと始めっかな」と思って、
 google先生に「お金のかからない趣味」を訊いてみました。
 おー、出てくる出てくる。
 ふむふむ。
 お散歩か、なるほどー。
 特に知らない駅で降りるのがオススメ?確かに。
 図書館で本借りて読む?いいねー。優雅な時間の使い方だもんねー。
 インターネット?あー、言われてみれば趣味になるのか。タダだしねー。
 料理?うん、あの何が飛び出すか分からないワクワク感が最高だよね。

 全部既にやってるよ_| ̄|○

お気に入り度:
 ★★★




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posted by ササキマコト