マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

必然という名の偶然/西澤保彦

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 この街は、なんかおかしい!今日は倉橋譲の結婚式。この男、とにかく女運が悪い。
 婚約しては逃げられ、結納しては逃げられ、挙式中に逃げられ…。
 八年前には、控室から消えた花嫁が別の男と無理心中。
 そんな中、今日の花嫁が心中した男の交際相手だったと発覚。
 これを単なる偶然と言えるのか?(「エスケープ・ブライダル」より)。
 殺人街・櫃洗市で起きる奇妙・珍妙な6つの事件を描いた連作ミステリー。

読んだ時期:
 2012年6月22日。

レビューとか感想とか:


 「当たり外れが激しい!」とぶーぶー言いながらも
 ついつい読んじゃう西澤保彦さんの作品です。
 本作はミステリー短編集。
 物語の舞台はすべて「櫃洗市」ですが、
 最初と最後の話を除いて関連性はありません。
 どの話も終わり方の歯切れが悪いので若干もやもやしますが、
 全体的には面白かった・・のかな?多分面白かったです。
 個人的には「実は全部のお話が繋がってたんだよね、へへんっ」ってオチを
 多少強引にでもいーから用意しておいて欲しかったですけどね。
 思わず期待しちゃったじゃないですか、西澤さん。
 ミステリーとして見ると微妙な気がしますが、
 物語としては結構楽しめた一冊です。

 さて、実は昨日驚愕の事実を知りました。
 まぁ私が「驚愕の事実」って言うときは
 大抵の場合、大したことじゃないのですけどね。
 「ネギトロ」ってあるじゃないですか、ネギトロ。
 私はずっと「葱トロ」だと思っていたのですが、
 違う(とされる説がある)のですってね。
 マジっすか!?Σ(´・д・`)
 なんでも中落ちをそぎ取ることを「ねぎる」「ねぎ取る」と言って
 その「ねぎる」「ねぎ取る」からきてるんだそーな。
 へ~。
 てことは「トロ」もマグロのトロじゃないのか。
 ネギ+トロじゃなかったのですね。
 これで近所のスーパーのネギトロに葱が入っていない謎が解けました。

 また一つ、つまらぬ知識を仕入れてしまった(--)☆

お気に入り度:
 ★★★


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posted by ササキマコト