マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

古い腕時計きのう逢えたら・・・/蘇部健一

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 一日だけ時間を戻せることができる『古い腕時計』を、
 偶然にも手に入れた人たちの7つの奇跡の物語。
 「片想いの結末」「四番打者は逆転ホームランを打ったか?」
 「最後の舞台」「起死回生の大穴」「おばあちゃんとの約束」
 「明日に架ける橋」「運命の恋」。
 まちがった時間を正すことは出来るのか……。

読んだ時期:
 2012年7月12日

レビューとか感想とか:


 「『蘇部健一』さんってどっかで見た名前だなー」と思ったら
 あの有名な「六枚のとんかつ」を書いた方でしたね。
 そっか、「六枚のとんかつ」を書いた方か……。
 一抹の不安を覚えながら読んでみたのですが、
 良い意味で期待を裏切られました。
 思ったより真面目なお話でしたよ(笑)
 内容は一日だけ時間を戻れる腕時計を手にした人たちの物語。
 短編が7つです。
 できれば時間を戻ってやり直したいこと、ありますよね?
 まぁやり直したからって上手くいくとは限らないのですが、
 そんなやり直したくてやり直した人たちのお話です。
 全体的な感想としては「惜しい」でしょうか。
 決して面白くなかった訳ではないのですが、
 微妙に物足りなさも残りました。
 いや、「もやもやは残ったけど面白かった」と表現した方が良いのかな。
 個人的には結構好きな部類です。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

 さて、たまにすっごいどうでも良いことに気づくときがあります。
 いやもう、ほんとどーでも良いのですよ。
 ただ気づいてしまうと気になるのです。
 今回気になったのは並盛りと大盛りの差額について。
 例えば並盛が500円、大盛が600円の料理があるとします。
 これが100円引きセールで並盛が400円、大盛が500円になっていました。
 この場合、後者の100円差は前者の100円差に比べて
 割合が大きくなるじゃないですか。
 並盛:500円→20%増し→大盛:600円
 並盛:400円→25%増し→大盛:500円
 ですよね?
 とすると、値引きセール中の大盛と並盛の量の差は
 値引きセール前と比べて広がっているのだろうか。
 仮に差がないのだとすれば、値引きセール中は
 大盛より並盛を頼んだ方がコストパフォーマンスが良いのではないか。
 そんなことを考えてしまうのです。

 まぁ考えたからって何か影響がでる訳では無いのですけどね。
 どちらにしろお腹が空いていたら大盛を頼みますし
 そうでもなかったら並盛を頼みますし
 そんなこと言い出す人がいたら「こまっけーなー」と
 心の中で悪態をつきます。
 ただ一人でご飯食べてるときって意外と暇じゃないですか?
 私だけ?

お気に入り度:
 ★★★


■お仕事用Webサイト
 ITの万屋 PCS - Piyopiyo Create Service
あります。
■マコトの書庫ブログ記事検索サイト
 Bookだなー

■ランダムでファジーなランキング?サイト
 らんだむふぁじーらんきんぐ?らふら

※恐らく携帯電話には対応しておりません。



-----
posted by ササキマコト