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螢坂(講談社文庫)/北森鴻
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):「この街で、オレを待ってくれる人はもう誰もいない」
戦場カメラマンを目指すため、恋人・奈津実と別れた螢坂。
16年ぶりに戻ってきた有坂祐二は、
その近くのビアバー「香菜里屋」に立ち寄ったことで、
奈津実の秘められた思いを知ることになる(表題作)。
マスター・工藤が、客にまつわる謎を解き明かす第3弾。
◆読んだ時期:
2012年8月16日。
◆レビューとか感想とか:
おっと、こいつは嬉しい誤算♪
香菜里屋シリーズでまだ読んでいないのがありました。
まぁ正確には読み飛ばしちゃった訳で
このシリーズの結末自体は知っていたりするのですがドンマイ。
お客様が持ち込む謎をマスターが解くってな定型の流れで
ミステリーと言えばミステリーです。
いや、立派にミステリーです。
ただ読めば読むほど謎はどうでも良くなったりもします。
ビアバー香菜里屋やそこに訪れる人たち、
そして物語全体に漂う空気感が肝。
微妙に物足りないけどなんとなく癖になる、
そんな一冊だと思います。
ちなみに舞台が舞台なので食べ物、飲み物は必ず登場します。
お腹が空いているときに読むと危険なのでそこだけご注意を。
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さて、プライベートでちょっくら哀しいことになったので
2、3日へこたれます(;´A`)
◆お気に入り度:
★★★★
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※恐らく携帯電話には対応しておりません。
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posted by ササキマコト