マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

螢坂(講談社文庫)/北森鴻

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 「この街で、オレを待ってくれる人はもう誰もいない」
 戦場カメラマンを目指すため、恋人・奈津実と別れた螢坂。
 16年ぶりに戻ってきた有坂祐二は、
 その近くのビアバー「香菜里屋」に立ち寄ったことで、
 奈津実の秘められた思いを知ることになる(表題作)。
 マスター・工藤が、客にまつわる謎を解き明かす第3弾。

読んだ時期:
 2012年8月16日。

レビューとか感想とか:


 おっと、こいつは嬉しい誤算♪
 香菜里屋シリーズでまだ読んでいないのがありました。
 まぁ正確には読み飛ばしちゃった訳で
 このシリーズの結末自体は知っていたりするのですがドンマイ。
 お客様が持ち込む謎をマスターが解くってな定型の流れで
 ミステリーと言えばミステリーです。
 いや、立派にミステリーです。
 ただ読めば読むほど謎はどうでも良くなったりもします。
 ビアバー香菜里屋やそこに訪れる人たち、
 そして物語全体に漂う空気感が肝。
 微妙に物足りないけどなんとなく癖になる、
 そんな一冊だと思います。
 ちなみに舞台が舞台なので食べ物、飲み物は必ず登場します。
 お腹が空いているときに読むと危険なのでそこだけご注意を。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

 さて、プライベートでちょっくら哀しいことになったので
 2、3日へこたれます(;´A`)

お気に入り度:
 ★★★★


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posted by ササキマコト