マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

できる大人のモノの言い方大全

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 本書では、ほめる、もてなす、断る、謝る、説明する、
 反論する…などどんな状況でも、覚えておけば一生使えるフレーズを完全収録。
 好感度がアップすること間違いなしの決定版。

レビューとか感想とか:
 非常に日本的な本でした。
 婉曲的な表現が好まれる日本ならではですね。
 中身はオブラートに包んだビジネス的表現の事典です。
 「できません」を「致しかねます」って言い換えたり
 「めんどいからヤダ」ってのを「機会がありましたら…」と表現したり、
 とかく日本人は悪く言えば回りくどい、良く言えば奥ゆかしい表現を好みます。
 そんな日本人的言い回しを習得するための本でした。
 個人的に好感度があがるとは思わないですが、
 知っていて損は無い内容だと思います。
 自分が使うかは別にして、そのような言い回しを好む方は確実にいるので。



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 さて、この前数字のマジックのお話を見ましてね。
 ちょっとウケちゃったのでここでご紹介させていただきます。

 ある会社の社員たちは優秀なんだけど生活態度がいまいちで
 遅刻率はなんと8割を超えていたそうです。
 100人いれば80人は遅刻してくる感じですね。
 それを見た社長さん、考えました。
 「う~ん、遅刻はいかんよ。遅刻はいかん。何とかせねば」
 社長さん、遅刻する人を減らすためにこんなルールを作りましたφ(--)
 「遅刻したら鞭打ちすっから」
 そんなルールを作った結果、遅刻する人はなんと0。
 遅刻する人は一人もいなくなりました。
 素晴らしい!
 やはり人間、飴だけでは駄目なのです。
 ときには鞭も必要。否、鞭の振るいどころこそ重要なのです!

 オチとしては遅刻してた8割が全員転職しただけってな話でした。
 表面上の数字に騙されちゃうと鞭打ちバンザイになっちゃいますね。
 数字は大事ですが、どの数字が大事かも見極めたいものです。しみじみ。

お気に入り度:
 ★★★


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posted by ササキマコト