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よろこびの歌/宮下奈都
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):御木元玲は著名なヴァイオリニストを母に持ち、声楽を志していたが、
受かると思い込んでいた音大附属高校の受験に失敗、
新設女子校の普通科に進む。挫折感から同級生との交わりを拒み、
母親へのコンプレックスからも抜け出せない玲。
しかし、校内合唱コンクールを機に、
頑なだった玲の心に変化が生まれる――。
あきらめ、孤独、嫉妬……
見えない未来に惑う少女たちの願いが重なりあったときに
あふれ出す希望の調べ。
いま最も注目すべき作家が鮮烈に描く、青春小説の記念碑!
◆レビューとか感想とか:
「誰かが足りない」という作品を読んでみたかったのですが
図書館で貸し出し中だったので、
代わりに借りてみた「太陽のパスタ、豆のスープ」が面白かったので
借りてみた作家さんの本です。
ホントは「誰かが足りない」を借りに行ったのですが
やっぱり貸出し中だったのですよ(ノ∀`)ちくしょ
内容は、新設校のとあるクラスに集まった訳あり女子高生たちが
合唱を通して何となく心を通い合わせるお話。
一章を読んで「エッセイとか詩みたいな短編だなぁ」と感じたのですが、
実際には少女達の心の機微を描いた「連作短編」でした。
一人称目線で話が進むのですが、前章までの登場人物の誰かが
語り手になっています。
全体的には空気感を楽しむ話だとは思いますが、一言で言ってしまえば
「黒くない辻村深月さん」ってな印象を受けました。
辻村深月さんの作品から少年少女特有のどろっとしたどす黒さを
除いた雰囲気です。
個人的にはこれくらいあっさりしてる方が好きカモ。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
さて、皆さんが「自分って性格悪いな~(^^;」と感じるのは
どんなときでしょう?
私は外出予定が入っていないときに雨が降ると
無駄にワクワクしてしまうときです。
「もっと降れー♪もっと降れー♪」って感じ。
お家でぬくぬくしている幸せをしっかり噛みしめます(*´ェ`*)
そうそう、そう言えば今日も雨が降っていますね(*´ェ`*)
今日は図書館行かなくちゃいけないんだよ、ちくしょ(つд`)・°・。
晴れろ~、晴れろ~(;--)pp~
◆お気に入り度:
★★★★
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※恐らく携帯電話には対応しておりません。
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posted by ササキマコト