マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

腕貫探偵市民サーヴィス課出張所事件簿/西澤保彦

◆本の内容(Amazon.co.jpより引用)
 本格ファンなら見逃せない名探偵が登場!
 市民サーヴィス課職員の腕貫男が出張所の窓口で、
 事件の謎を次々と解明する痛快ミステリー。

◆レビューとか感想とか
 安定感のあるミステリー連作短編でした。
 語り手はお話毎に変わりますが、別の話でもチョイ役で登場します。
 語り手は何か気にかかることがある
 →市民サーヴィス課臨時出張所と出会う
 →担当職員@腕貫に気にかかることを話す
 →担当職員@腕貫が思いもよらない推理を披露する
 →語り手、その推理を聞いて何かに気づく
 ってな流れの安楽椅子探偵もの。
 日常の謎、どことなく浮世離れした探偵役、パターンの決まった短編形式と
 乾ルカさんの「メグル」に近い印象を受けました。
 どの話もスッキリしたオチがついていて面白かったです。
 ちなみにその中でも「スクランブル・カンパニィ」が特にお気に入り♪
 キャラが良くて読んでてニヤニヤしちゃいました(^ー^)
 ヘタレ♂と古武士♀の未来に幸あれ!あと部長さん、ご祝儀弾んでね。

 

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 さて、突然ですが皆さんは「豊臣秀吉」をなんと読んでいますか?
 私は「とよとみひでよし」と読んでいるのですが、
 「とよとみ『の』ひでよし」読みもあるのですってね。
 本姓がどーたらこーたら。
 ふ~ん、そーなんだ。
 厳密に言えば「とよとみ『の』ひでよし」が正しいけど
 市民権を得ているのは「とよとみひでよし」って解釈でOK(--?

 最近日本語への興味が増しています。
 この年末年始で何かまとまった知識を突っ込もうかなぁ。

◆お気に入り度
 ★★★★★

◆この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
 ・メグル/乾ルカ
 ・七回死んだ男/西澤保彦

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posted by ササキマコト