マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

電氣人閒の虞/詠坂雄二

◆本の内容(Amazon.co.jpより引用)
 マイナーでローカルな実話怪談をめぐって、連続する不審死。
 …たぶん、動機は、強烈な孤独。大胆不敵の長編ミステリー。

◆レビューとか感想とか
 語ると現れる怪異、それが「電気人間」。
 そんな都市伝説を調べていた人が突然の変死を遂げる。
 電気人間に殺されたとしか思えないその姿。
 犯人は電気人間なのか?それとも……みたいなお話です。
 基本的には都市伝説を調べてた人が死んじゃって
 その原因を調べてた人も死んじゃって、みたいな展開。
 ジャンルはミステリーとホラーの中間くらいですかね。
 途中までは可もなく不可も無く程度の面白さでしたが、
 286ページでテンション上がりました。
 お~そゆことね。読んだ瞬間ドキっとしちゃいましたよ。
 細かい伏線もいろいろ散りばめられていたのですね。
 読み返して初めて気づきました。

 「電気人間は語ると現れる」のでご注意を。

 

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 どうやら新年早々風邪を引いてしまったっぽいです(つд`)
 熱はないのですが鼻水がじゅるじゅる。
 大晦日しこたま飲み食いして寝て起きたらじゅるじゅるでした。
 昨日は一日「これは気のせい」と思いこんで暮らしてみたのですが
 状況は改善せず。
 どうせだったら熱とかも本格的に出てきっちり寝込んで
 5日くらいに完全復活してくれた方が助かるのになぁ、と思いつつ
 鼻水以外はいたって普通だったりします。
 でも脳に酸素がいかなくて頭が回らない(--ゞ
 皆さんも風邪にはお気を付け下さいね。
 私は今日は安静にしつつぐーたらします。
 初売りは明日でいーや。

◆お気に入り度
 ★★★★

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posted by ササキマコト