マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

浜村渚の計算ノート4さつめ方程式は歌声に乗って(講談社文庫)/青柳碧人

◆本の内容


『浜村渚の計算ノート』シリーズの4さつめ(3と1/2さつめがあるので実際には5作目)です。
数学が目の敵にされた世界を舞台に、数学復権を狙うテロ組織「黒い三角定規」VS「数学音痴の対策本部+数学大好き娘浜村渚」の闘いを描いた数学ミステリーです。



◆感想


 実は私、1さつめと2さつめしか読んでいないのですよね。
 そのため久しぶりに読んだシリーズなのですが、
 以前に比べて大分こなれた印象を受けました。

 「ミステリー」っぽい雰囲気は若干薄れたように感じたものの、
 随所に数学ネタが散りばめられておりニマニマさせてくれます。
 渚ちゃんの数学トリビア披露も微笑ましく読めました。
 作者の方の数学愛が伝わってきますね。

 ただしストーリーだなんだってのはあまり気にしてはいけません。
 全体的に漂っている雰囲気は予定調和なコメディ調でした。

 あくまで数学と小説の融合を楽しむ作品だと思います。
 ある程度メタ視点で読んだ方が楽しめますよ。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、ふと冷蔵庫を見たら白菜の漬物がありました。
 賞味期限チェック、ふむ、2日前ですか。
 残量チェック、ふむ、容量700g……で半分くらい残っていますか。
 味チェック、ふむ、よく漬かっていますね。ぶっちゃけ漬かり過ぎ。

 この白菜の漬物をどうやって一気に消費するか?
 難問です。

 うぃーん、がしゃん、ぴろぴろぴろぴ~ん♪(--)☆

 私の灰色の脳細胞が結論を出しました。

 よし、チャーハンにしてみよう。

 材料は

 ・白菜
 ・ご飯

 です。
 卵?ありません。油?ありません。ドンマイ。

 結果(--)b

 意外と美味しかった\(--)/
 味をしめてまた白菜の漬物を買ってきたくらいの美味さでした。

 ……さすがに700g×3は買い過ぎたかな(--;


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posted by ササキマコト