マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

ネコソギラジカル(上)十三階段(講談社文庫)/西尾維新

◆本の内容


戯言シリーズ最終章、今、すべての終わりが始まる。とか煽っておけば良いですかね。人類最悪・狐面の男とその手下の十三階段が動き出して、狐面の男の「俺の敵」である戯言遣いのいーちゃんが巻き込まれるお話です。上・中・下巻の3冊に分かれているのでご注意ください。



◆感想


 シリーズ最終章だけあって、広げた風呂敷をある程度畳もうとしていますね。
 懐かしのあんな人やこんな人が出てきたり、登場人物大集合しつつ、
 思わせぶりだった部分が少しずつ明らかになってきました。
 これから面白くなりそうな雰囲気がぷんぷんします。

 とは言え、まだまだ最終章の序章といった印象ですけどね。
 終わり方もかなり中途半端だったし。
 そしてミステリー要素も、ほとんどありません。
 ミステリーと捉えて読むと後悔すると思います。
 あくまで戯言シリーズの締め……の始まりと解釈してお楽しみください。

 ちなみに本作品は上・中・下巻の3冊で一つのお話です。
 個人的には上・中・下巻の一気読みをオススメしますよ。
 とか言いつつ、私はまだ中・下巻を読んでいないですけどね。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、最近は飲み会だなんだのイベントに
 誘う機会よりも誘われる機会の方が多くなってきました。
 おそらく年齢的なものが大きいのでしょうが、
 自分の立ち位置が変わってきていることを実感します。

 とか言ってみたりして。

 まぁぶっちゃけ、誘われる機会が増えたわけではなく
 誘う機会が減っただけなんですけどね(^^ゞ

 物は言いようだな~と強く感じます。


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posted by ササキマコト