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王様のトリック(双葉文庫)/吉村達也
◆本の内容
犯人は二人?!山奥の山荘に招待された老優・僧侶・英会話教師・推理作家・テニス選手の五人は大雪によって閉じ込められてしまった。彼らを待ち受けていたのは、真っ赤な部屋の壁に貼られた五枚のトランプと「王様のトリック」と題する死の宣告文。「私はドクターM。これから殺人劇の幕が上がる。犯人はふたり。犠牲者の数は……未定。」そのように書かれた文章を五人は笑い飛ばすも、第一の犠牲者が出たことで笑い話では済まなくなる。果たして犯人は誰なのか?!みたいなお話です。
◆感想
B級っぽい臭いをプンプン感じながらも、興味を惹かれたので読んでみました。
吹雪の山荘もので登場人物が五人で犯人が二人?
最初の一人は確実に殺されるでしょうから、
そうしたら犯人が二人に犯人じゃない人が二人ですよ?
確率二分の一じゃないですか。
やべぇ。
規模が小さすぎて、面白い展開になりそうな雰囲気を一切感じねぇ。
そんな流れで逆に興味を惹かれちゃったのですよね。
結果、B級でしたが面白かったです。
Mのアレとか、動機のアレとか、最後に殺されるあの人に対するアレとか、
冷静に考えるとツッコミ所が満載ですが、勢いで押し切られました。
うん、細かいことを気にするのはよそう(--ゞ
ちなみに、本作で一番完成度が高かったのは帯の煽り文句だと思います。
あの煽りは、ミステリー好きの目を引きますね。
◆お気に入り度
星4つ:★★★★
◆日記とか雑談とか
さて、ちょっくらお仕事が立て込んでいます。
えっちらヾ(--ヾ)
おっちら(ノ--)ノ
そんな中、ティッシュの消費量がすごいことになっています。
風邪なのか花粉症なのか判断が難しい所ですが、
鼻がじゅるじゅるで頭が痛いっす(-A-)
うぅ、せめて納品が終わるまでは控えめでお願いしたいところです。
へーっくしゅ(>ε<)
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posted by ササキマコト