マコトの書庫　～ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊＋α～

【2016年03月27日】

奴隷区僕と23人の奴隷II(双葉文庫)／岡田伸一

◆本の内容

歯の矯正器具のようなSCMを口の中に付ける。SCMを付けた者同士が近づくと、SCMが反応する。SCMを付けた者同士でゲームを行う。ゲームに負けた方は、勝った方に絶対服従する奴隷になる。SCMを手にした人たちが、様々な理由からゲームを行い、奴隷を作り、奴隷になり、奴隷を奪い合う。『奴隷区 僕と23人の奴隷I』の続きです。

◆感想

　「結局、主人公って誰よ？」と思いながら読み進めましたが、
　振り返ってみると群像劇っぽいですね。
　「I」よりは物語が動いたっぽい雰囲気はありますが、
　誰かひとりを中心にして、わーっと盛り上がる感じでもありません。
　登場人物それぞれが、それぞれの事情で動いている印象です。

　登場人物が多くなってきたので仕方ない面はありますが、
　ちょいちょい端折られているのが、少し残念でした。
　あの爺さんと孫のゲームとか見たかったなぁ。
　※爺さんと孫のゲーム内容は「III」で書かれていました。
　　巻をまたいだ分もやもやしたけど、スッキリ（*´ェ`*）

　「I」を読み始めたときは単純なルールに思えましたが、
　どんどん新事実や裏技っぽいのが出てきて、面白いです。
　はたして、この物語は収束するのか？
　それとも、華麗にぶん投げっぱなしになるのか？
　ドキドキしながら、最後の「III」を読もうと思います。

　個人的に、強く印象に残る程のインパクトは感じないのですけどね。
　ついつい、先が気になって一気読みしてしまいます（＾＾ゞ

◆お気に入り度

　星3つ:★★★

◆日記とか雑談とか

　さて、昨日はちょっくら新しくできた唐揚げ屋さん？に
　唐揚げを食べに行ってきました。
　とってもジューシーでした（*´ェ`*）

　少なからず自炊もしている私ですが、
　揚げ物にチャレンジする気力はありません（－－ゞ
　唐揚げを食べたければ買いに行くか外食になります。

　その点、昨日行ったお店の唐揚げは絶品でした（*´ェ`*）
　これから定期的に……と言いたいところですが、
　肉々しいので危険な誘惑です。

　ぐっｐ（－へ－）ｑと自制心を働かせつつ、
　たまにお世話になろうと思います。