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奴隷区僕と23人の奴隷III(双葉文庫)/岡田伸一
◆本の内容
歯の矯正器具のようなSCMを口の中に付ける。SCMを付けた者同士が近づくと、SCMが反応する。SCMを付けた者同士でゲームを行う。ゲームに負けた方は、勝った方に絶対服従する奴隷になる。SCMを手にした人たちが、様々な理由からゲームを行い、奴隷を作り、奴隷になり、奴隷を奪い合う。『奴隷区 僕と23人の奴隷II』の続きであり、シリーズ完結編です。
◆感想
ふぃ~、読み終わった。
面白かったですが、微妙に不完全燃焼でもありました。
思わせぶりだったところが、思わせぶりなままで終わっていたりもしています。
あの人の幼馴染の話とか、名字にまつわるエトセトラとか、
気になるなぁ(ノ∀`)
とはいえ、面白かったのは間違いありません。
B級デスゲームっぽいのが好きな人は楽しめると思います。
それにしても、作中一番の善人(?)は、あのワンワンでしたね。
誇り高く、覚悟も決まっていて、男前でした。
「人間どもは見習えよっ!」って感じです。
これでシリーズは読み終わりましたが、
番外編があるみたいです。
機会があれば、読んでみようと思います。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、3月も大詰めですね。
私も昨日、3月分の請求書をあっちゃこっちゃに送りました。
まぁ、送ったといってもPDFファイルにして
メールで送っただけなんですけどね(^^ゞ
ふと気付いたら、紙の請求書はゼロでした。
いや~、便利な世の中になったもんですわい。
打ち合わせもメールとSkypeで済んじゃっているので、
本格的に引きこもりになりそうです。
てか、新しいお客さまの開拓さえ考えなければ、
全国津々浦々……どころか、国をまたいでも
やっていけそうな気がします。
いや~、便利な世の中になったもんですわい。
でも、便利だから良いとも限らないのが悩ましいですね。
今後10年で半分以上の仕事がAIに奪われるかも、なんて話もあります。
自動化されて、人間様のやらなくちゃいけない仕事が減るのは、
本来であれば喜ばしいことでしょう。
でも、働かないと生きていけない(収入が得られない)のであれば、
自動化されることに意味があるのか?と哲学的なことも考えてしまいます。
極端な話、仕事のすべてをロボットがやってくれれば、
人間様は働く必要がありません。
やりたいことだけやって生きていけるはずです。
わぁ~、夢みたいな世界(人´∀`)
と言いたいところですが、今の世の中は仕事がなくなると給料もなくなります。
人間様が働く必要のない世界は、人間様が給料を貰えない世界なのでしょうか?
「働かざる者食うべからず」な考えが根付いている限り、
技術の進歩が必ずしも幸せな未来にはつながらない気がしています。
ロボットが競争相手になるのはイヤだなぁ(--ゞ
今までの仕事をロボットに任せて、人間様は空いた時間で何をするのか?
それが新しい仕事を探すことなのであれば、本末転倒じゃないですかね。
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posted by ササキマコト