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極楽プリズン(幻冬舎文庫)/木下半太
◆本の内容
終電を逃し、始発までの時間を潰す目的でバーに入った理々子は、柴田という男と隣り合う。理々子は暇つぶしに彼の話に耳を傾けるが……。最近まで彼は、とても奇妙な刑務所にいたそうだ。その刑務所は飲酒OK、ジムやシアタールームがあり、挙句の果てには脱獄まで自由らしい。そんな極楽のような刑務所の話を聞くうちに理々子は奇妙な不安感に襲われる。みたいな話です。
◆感想
読んでいる最中の印象と読み終えた後の印象が随分と違う話でした。
基本的には得体のしれない話です。
何とも言えない不気味な空気が流れています。
薄ら寒ささえ覚えました。
ところがどっこい、読み終えた後は奇妙な爽やかさを感じました。
おいおい、なんか良い話っぽくなってるじゃないか。
ついでに、最後まで読み終えた後でタイトルを見ると……。
なるほどね!
木下さんの作品にしては後味が良すぎるような気はしましたが、
全体としては楽しめました。
結末のどんでん返しっぽい何かもあったので満足です。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、スマホになったわけですが、
フリック入力に苦戦しております(;´A`)
ぽち……ぽち……(--)σ
ぽち……ぽち……(;--)σ
ぽち……(#--)σ
ふんがぁ!(#ノ--)ノ ⌒ [スマホ]
けっ!(-A-)、
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posted by ササキマコト
