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8番目のマリア(角川ホラー文庫)/美輪和音
◆本の内容
目が覚めると見知らぬ部屋にいた。椅子に手足を拘束された状態で。周りを見渡すと、仲間たちが同じように拘束されている。状況が分からず焦っていると、蛇の仮面を被った人物が現れた。クンダリーニを名乗る、その人物は告げる。「皆様方のチャクラには悪しきカルマが蓄積しています。7人に共通する罪を告白して浄化するとともに、罪の主犯を多数決で決めてください」と。最初は半信半疑で始めた罪の告白だったが……みたいな話です。
◆感想
いかにもな王道デスゲームで面白かったです。
細かい部分ではモヤモヤが残りましたが全体として楽しめました。
何となくB級っぽい雰囲気は漂っていましたが、
個人的にB級作品は好きなのです。
いくつか説明がつかない部分や未回収な伏線?がありますが、
気にしない方が良いと思います。
設定ありきな感じで話が進むので作り物感はありますが、
そもそもデスゲームの時点でリアリティは微妙ですからね。
突っ込みどころも少なくありませんが
最後まで読ませる勢いがある作品だと思います。
◆お気に入り度
星4つ:★★★★
◆日記とか雑談とか
さて、ビジネスホテルでゴロゴロする旅から帰ってきました。
ただいまっ(--)ノ
これで今年の骨休め期間は終わりです。
あとは年末年始に向けて、年賀状を作ったり、来年の準備をしたり、
あれやこれやとあれやこれやします。
2019年を良い年にするためにも
2018年をキッチリ締めますよ(--)☆
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posted by ササキマコト