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11枚のとらんぷ(角川文庫)/泡坂妻夫
◆本の内容
奇術ショーの最中に演者の女性が消えた。「私の人生でも最も大切なドラマが起こりかかっている」という言葉を遺して。ショー終了後、その女性が自宅で死んでいるのが見つかった。彼女の屍体の周りには、奇妙な品物が複数残されていた。その品物は奇術小説「11枚のとらんぷ」に対応しているという。一体、誰が?何のために?みたいな話です。
◆感想
評価が高かったので読んでみました。
マジックの話が中心です。
途中に作中作という形でショートショートなジョークミステリーが挟まれていました。
いろいろ練られていて「上手い」小説だとは思いました。
「面白い」小説かと聞かれたら個人的には微妙です。
トリックありきでトリックを成立させるために逆算して構成されているせいか
登場人物たちが舞台装置のように感じました。
読み終わった後には「おぉ~、なるほどね~。上手い!」と思いましたけどね。
読んでいる最中のワクワク感は少なかったです。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、中だるみデーを設定したお陰か
やる気の神様が「いよぅ、元気?(--)ノ」と遊びに来てくださいました。
良いタイミングです。
ちょうど週末なので、土日は、引きこもり本気モードで
パソコンをペチペチしようと思います(--)☆
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posted by ササキマコト