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死刑にいたる病(ハヤカワ文庫JA)/櫛木理宇
◆本の内容
冴えない大学生活を送っている俺のところに一通の手紙が届いた。それは収監中の連続殺人鬼・榛村大和からのものだった。幼いころに大和と面識があった俺は面会に向かう。そこで俺は大和から頼まれた。「立件された9件の殺人のうち、最後の1件だけは冤罪だ。それを証明してくれないか?」と。何故か引き受けてしまい、調査を始めた俺だったが……。結末は残酷。読み進めるごとに印象が変わる(少しだけ)イヤミスです。
◆感想
「面白かった!」と叫ぶほどではありませんが、面白かったです。
読み進めるごとに少しずつ印象が変化していきます。
最後まで読むと、最初に感じた印象からは遠く離れた場所に行きついていました。
どこかで劇的なことが起きるわけではありませんが、
ちょっとずつ浸食されていく感じが上手いと思います。
アレがアレなんてアレですね。
面白い部分がネタバレになって書けない感じです。
後味は良くありませんでしたが、
落としどころとしては妥当だと思います。
イヤミス系が好きな人は楽しめるはずです。
◆お気に入り度
星4つ:★★★★
◆日記とか雑談とか
さて、やる気の神様が張り切っております。
……が、身体の方がついてきません(--;
やる気の神様は「さぁ!あと10時間ほど行ってみよう!」とか
言ってくれちゃっているのですけどね。
脳みそが疲れたっ(O__)Oぱたっ
まぁ、せっかく来てくださったので、やりますけどね。
適度に休憩を挟みつつ、やる気の神様と戯れようかと思います。
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posted by ササキマコト