マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

ヒポクラテスの悲嘆/中山七里

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


浦和医大法医学教室にミイラ化した遺体が運び込まれた。亡くなったのは40歳の独身女性で、死後2週間が経っていた。 まだ4月だというのに埼玉で見つかった4体目の餓死死体だ。埼玉県警の古手川によると、女性は大学受験に失敗して以来20年以上引き籠っていたという。同居していた70代の両親は先行きを案じ、何とか更生させようと民間の自立支援団体を頼ったが、娘は激昂し食事も摂らなかったらしい。彼女はなぜ餓死を選んだのか? それとも親が嘘を? だが、解剖を行った光崎教授は、空っぽであるはずの胃から意外なものを見つけるが――。



◆感想


 今回は連作短編でした。
 中山七里さんの作品はラスト数ページまで真相が解明されないことが多いのですが
 オチまで到達するのがそこそこ早く、楽しめました。
 そして、プロローグとエピローグで……。
 なるほど!って感じです。

 個人的には、とある人物の妹さんが可哀想でした。
 引きこもりの兄があんなだったら迷惑極まりないですよね。
 同情します。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、今日は、ちょっくら予定が立て込んでいます。
 てんやわんやです。

 そんな感じっ(--)ノ


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posted by ササキマコト