マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

働くことがイヤな人のための本(新潮文庫)/中島義道

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 「仕事とは何だろうか?」「人はなぜ働かねばならないのか?」
 「生きることがそのまま仕事であることは可能か?」
 ―引きこもりの留年生、三十過ぎの未婚OL、
 中年サラリーマン、元・哲学青年の会社経営者といった人物との架空対話を通して、
 人間が「よく生きること」の意味を探究する。
 仕事としっくりいかず、生きがいを見出せない人たちに贈る、哲学者からのメッセージ。


読んだ時期:

 2008年11月9日。


レビューとか感想とか:
 働くことがイヤな人なので読んでみた一冊。
 結論から言っちゃうと、タイトルが一番面白かったです。
 著者と架空の四人の対話形式(つっても著者が一人で好き勝手に喋ってる)で
 なんか小難しい屁理屈・・もとい、抽象論が展開されています。
 ただ単に「仕事」をテーマに哲学しているだけの本なので
 実生活では何の役にも立ちません。
 暇な人、哲学したい人、仕事の意義を考えたい人、は読んでみても良いかと思います。
 単純に「働くことがイヤな人」は読んでも時間の無駄です。

 どーでも良い事ですが、私の将来の夢は「仕事しないで暮らす事」です。
 私にとって「仕事=無理やりやらされてる」って感覚があります。
 どんなに綺麗事を言われていたとしても、
 サラリーマンやってると最終的には無理やりやらされます。
 どんなに納得が行かなくても。
 それは仕方が無い事だと思いますし、それがイヤなら
 サラリーマン辞めるしかないっすね。
 と言う訳で、私は仕事を選ぶ自由が欲しいので
 サラリーマン辞めようと思いました。
 個人的には、嫌な事を我慢する為の努力よりも
 嫌な事が無くなる為の努力の方が前向きに取り組めるので。


お気に入り度:
 ★





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posted by ササキマコト