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北斗の人(角川文庫)/司馬遼太郎
本の内容(Amazon.co.jpより引用):奥州の馬医者の次男に生まれた周作は、千葉家の守り神である北斗七星に
「天下の剣壇の総帥にならん」と誓いを立てた。
剣客にふさわしからぬ含羞と繊細さをもった少年は、
中西派一刀流の竹刀剣術を学ぶため江戸に出た。
しかし、晦渋な秘儀に堕した兵法に反逆し、
独自の剣の道を究めるべく、廻国修行に旅立つ。
おのれの理想と剣技だけを頼りに北辰一刀流を開いた千葉周作。
剣豪の青年期を爽やかに描いた不朽の名作が大きな活字の新装版で再登場。
読んだ時期:
2008年10月~2008年11月26日。
レビューとか感想とか:
ご存知、司馬 遼太郎大先生の本でござる。
大先生とか言っておいて何ですが、私は初めて読んだでござる。
てかそれ以前に、歴史小説を読んだのは初めてでござる。
「ござるござる」うるさいでおじゃる。
と言う訳で、現代に帰ります。
歴史小説しか読まないと言う友人にお勧めを伺った所
「やはり 司馬遼太郎 若干エロいw」とのありがたーいお言葉が返ってきたので
本屋さんに行きました。気分は武士で。
んで、司馬遼太郎コーナーに行ったは良いけど何が面白いのか良く分からんので
適当に取った一冊がこれでござる。あっ、またござるってしまった。
内容は「千葉周作」って言う人が子供から大人になって
馬医者の息子から北辰一刀流を作っちゃう人になるまでのお話。
歴史小説って何か妙に難しい言い回しが多いって言う印象があったのですが
あまりそんな事も無く、読みやすかったです。
ほんでもって、読み応えがありました。
いや~今まで食わず嫌いだったけど歴史小説面白いじゃないですか!
よし、その内他の本も読んでみよう♪
ついでに、おじいちゃん経営者に司馬遼太郎ファンが多いのも
何となく分かった気がしました。
(司馬遼太郎をお勧めくださった友人はまだピチピチですよ?念のため。)
「何で?」って言われると困るのですが、なんか共感できそう。
と言う訳で、営業の方は司馬遼太郎を抑えておいて損は無いと思います。
多分話題のタネにはなるかと。
お気に入り度:
★★★★
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posted by ササキマコト