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ダ・ヴィンチ・コード〈上〉/ダン・ブラウン
本の内容(Amazon.co.jpより引用):【上巻】
ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。
死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描
〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。
殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、
警察より捜査協力を求められる。
現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、
一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。
【中巻】
館長が死の直前に残したメッセージには、ラングドンの名前が含まれていた。
彼は真っ先に疑われるが、彼が犯人ではないと確信するソフィーの機知により苦境を脱し、
二人は館長の残した暗号の解明に取りかかる。
フィボナッチ数列、黄金比、アナグラム……数々の象徴の群れに紛れたメッセージを、
追っ手を振り払いながら解き進む二人は、新たな協力者を得る。
宗教史学者にして爵位を持つ、イギリス人のティービングだった。
【下巻】
ティービング邸で暗号解読の末、彼らが辿り着いたのは、
ダ・ヴィンチが英知の限りを尽くしてメッセ―ジを描き込んだ〈最後の晩餐〉だった。
そしてついに、幾世紀も絵の中に秘され続けてきた驚愕の事実が、全貌を現した!
祖父の秘密とその真実をようやく理解したソフィーは、二人と共に、
最後の鍵を解くため、イギリスへ飛ぶ――。
キリスト教の根幹を揺るがし、ヨ―ロッパの歴史を塗り替えた世紀の大問題作!
読んだ時期:
2008年11月27日。
レビューとか感想とか:
前に映画になったのは知っていたので気になっていた一冊です。
一気に全部読んでおいて言うのもなんですが、微妙でした。
取り合えず上巻の途中までは詰まらないです。
内容は・・・あーだこーだ。面倒臭いんで適当に説明すると、
キリスト教徒の勢力争いみたいなもんです。違うけど。
『聖杯』って呼ばれるある物がどっかに隠されているらしく
各人が各人の思惑によってそいつを探すお話です。
キリスト教の歴史的な背景だとかなんかそれ関係の説明が多くて
途中で眠くなったりならなかったりしました。
ミステリーと言えばミステリーでしょうか。
色んな謎(と言うかパズル)が出てきてそれを解いて行くのですが
いかんせん日本人かつキリスト教にあんま興味が無い私としては
頑張って謎解くぞ~!って気にはなりませんでした。
何となく主人公達が解いて行くのを読んで自分も分かった気になりましたけどね。
個人的には最後の最後のオチが「なんだかなー」って感じでした。
辻褄あわせに必要だったんだろうけど、何かすっきりしなーい!
かゆい所に手が届かなかった一冊です。
映画を見ていないので何とも言えないですけど
この内容を2,3時間の映像に詰め込むのは結構無茶だったのではないかと。。
物凄い急展開にしないと収まらないんじゃないかと余計なお世話で思いました。
映画しか見ていない人は読んでみても良いかと思います。
多分映画ですっ飛ばされた所が色々書かれているはずですので。
お気に入り度:
★★
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posted by ササキマコト