【】
黒猫館の殺人(講談社文庫)/綾辻行人
本の内容(Amazon.co.jpより引用):6つめの「館」への御招待──自分が何者なのか調べてほしい。
推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。
手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。
しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青司の手になるものだった。
惨劇に潜む真相は。
読んだ時期:
2008年12月01日。
レビューとか感想とか:
綾辻 行人さんの館シリーズ第六作目。
毎回色々考えるな~とビックリしっぱなしでございます。
今回の内容は「手記」を探偵役が入手します。
んで、その手記の中で事件が繰り広げられています。
その事件の真相を解明してごにょごにょするのが今回のお話です。
個人的には割りと好きな部類の話です。
老人が誰なのかは無事に分かりました。
・・が、メイントリックと言っても良いだろう部分は分かりませんでした。。
いや、色々おかしいとは思ったんですよ。
思ったんですが・・ごにょごにょがごにょごにょだったってのは
謎解きの途中まで分かりませんでした。ギリギリアウトって位。
今回のお話のキモをイメージで説明しますと・・・
お客A「おぉ、この牛丼中々美味いではないか」
お客B「えぇ、この牛の味がとっても素敵ですわ」
お客C「やっぱりお肉は牛に限るよね~」
料理人「あっ、ごめん。それ豚丼。」
みたいな感じです。
さぁ、この説明で分かった人も分からなかった人も
気が向いた方は是非読んでみましょう!
うん、「日本の警察は日本一優秀」ってのと同じ位
当たり前っちゃ~当たり前な宣伝文句ですね。
そうそう、猫と言えば私は結構猫好きなんですよ。
あの人間に媚びないっぷりが良い!
私も猫のように生きたいと考えながら生活しております。
いやホント、結構猫好きなんですよ。
猫の毛アレルギーだから近寄れないけど。
お気に入り度:
★★★★
-----
posted by ササキマコト