マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

殺人方程式〈切断された死体の問題〉/綾辻行人

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 新興宗教団体の教主が殺された。
 儀式のために篭もっていた神殿から姿を消し、
 頭部と左腕を切断された死体となって発見されたのだ。
 厳重な監視の目をかいくぐり、いかにして不可能犯罪は行われたのか。
 二ヵ月前、前教主が遂げた奇怪な死との関連は?
 真っ向勝負で読者に挑戦する、本格ミステリの会心作。


読んだ時期:

 2009年2月2日。


レビューとか感想とか:
 綾辻行人さんの書いた本です。
 「館シリーズ以外も読んでみっか!」と思って読んだ一冊です。
 結論から言うと、ふっつ~~~~の推理小説でした。悪い意味で。
 何か事件が起こって、探偵役が色々実験して推理して
 んで犯人を罠にはめる。それだけです。
 推理小説として読んだら結構面白いかと思います。
 中々個性的な面々がドタバタしていますし。
 ですが、館シリーズなんかのイメージを持って期待して読むと
 いちご大福食べたつもりだったのにイチゴが入っていない
 ただの大福だった気分が味わえます。

 そうそう、いちご大福と言えばいちご大福考えた人は天才ですね!
 個人的に、いちご大福のいちごは酸っぱい方が
 いちご大福としては美味しいと思うのですよ。
 甘さと酸味のとれびあ~んな感じで。
 酸っぱいイチゴさん達、恐らく甘いイチゴさんに対して
 物凄いインフェリオリティコンプレックス(劣等感)を持っていたであろう
 酸っぱいイチゴさん達を世に華々しくデビューさせた功績は
 ノーベル賞を・・だとさすがに行き過ぎか、
 うじゃあイグノーベル賞を受賞してもおかしくない位の
 快挙だと私は思うのであります。


お気に入り度:
 ★





-----
posted by ササキマコト