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この船じごく行き(山中恒よみもの文庫)/山中恒
本の内容(Amazon.co.jpより引用):ちょっとした家出のつもりが大海原へくりだすことになってしまった。
それも、重大な秘密がかくされた船に乗って。少年たちのハードボイルドな冒険…。
読んだ時期:
2009年2月21日。
レビューとか感想とか:
良い意味で小学生向きの本です。
内容は、新しいテレビ壊しちゃった小学生の主人公が家出して
友達とあれやこれやな事件があったので船に逃げ込んだら船が出港しちゃって
うわっ、やべってなったと思ったら船の上でもドタバタで
ほんでもって船から逃げ出すってなお話です。
説明足らずな部分も多々あり、あれ?って感じる所も多いです。
その為、大人が読むには物足りないでしょう。
ですが、ちょっとした大冒険、飽きる間も無く展開がコロコロ変わる、等
小学生が読んでみるのには適した一冊だと思います。
子供はヤンチャな位がちょうど良いのですよ、しみじみ。
小学生と言えば、私は小学生の頃、ルパン三世が好きでした。
偶然図書館でルパン三世の小説を見つけて読んでみたのですが何か変。
富士子も五右衛門も次元も出てこない。斬鉄剣なんて気配すらない。
それでもそれなりに面白かったですしシリーズ物になっていたので
疑問を抱きつつもシリーズ全部読んじゃいました。
今思うとあの小説たちは、ルパン三世じゃなくて
アルセーヌ・ルパンの方だったのでしょう。
うん、人間知らぬが仏。やれば出来る。
お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト