マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

イソップ株式会社/井上ひさし

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 夏休み。いなかのおばあさんの家ですごす、さゆりと洋介の姉弟には、
 毎日父からの手紙が届く。
 そこには、一日一話の小さな「お話」が書かれているのだった。
 物語を通して生まれる、新しい家族の姿。


読んだ時期:

 2009年4月14日。


レビューとか感想とか:
 一言で言って、小学生の読書感想文向けの本だと思います。
 物語自体あまり複雑では無い上に、父から届く「お話」も
 ちょっとした民話的な内容が多いです。
 そのお話に込められている「教訓」もいまいち疑問です。
 その為大人が読むと物足りなく感じるかと思います。
 逆に言えば、シンプルで分かりやすくほんわかした内容も多いので
 小学生が読むのには良いのではないでしょうか。


 さて、最近CMS(コンテンツマネージメントシステム)と言う言葉を良く聞くので
 ちょっくらXOOPS(CMSの一種)で遊んでみました。

 PCSに設置したXOOPS
 ※ごめんなさい。携帯未対応です。

 CMSって何じゃらホイ?って方がいるかと思いますので
 簡単に説明すると、Webサイトを体系的に管理する為の仕組みです。
 もうちょっと適当に説明すると、Webサイトとブログの間みたいな物です。
 Webサイトって、技術さえあれば何から何まで本当に自由に作れますよね?
 逆に言うと、ある程度の技術が無いと何も出来ません。
 一方ブログは、簡単なデザインの変更等は出来ますが
 基本的には雛形に従って文章を入力するだけですよね?
 その代わり、HTML等の知識や技術は必要ありません。
 CMSはその中間に位置すると、個人的には理解しました。
 CMSでは、デザインのみに限らず、例えばカレンダーやブログ、
 掲示板やメールフォーム等の部品が一杯あります。
 使う人は使いたい部品を入れれば使えます。
 部品を入れる事さえ出来れば特別な知識はいりませんが
 設定項目がブログに比べて多岐に渡る為
 自由度が高い(=設定が面倒)です。

 ブログ←→CMS←→Webサイト
 簡単←      →難しい
 自由度低←    →自由度高

 みたいな感じですかね。

 そんで、使ってみた感想ですが・・・これ、そんなに便利?
 例えば「部品を入れる事さえ出来れば特別な知識はいりません」ですが
 部品が期待通りに動かない場合とかあります。
 その場合、解決するのに必要な知識ってHTMLどころじゃないです。
 一度必要な部品を揃えたら後は中身を更新するだけ、
 例えばポータルサイトなんかでは重宝する仕組みだと思います。
 ですが、文章を更新するだけだったらブログで十分でしょうし
 新しい部品を追加しようと思ったり、イレギュラーな表示のさせ方をしたい場合は
 ある程度の技術がある人に頼まないと動かなかった時大変です。

 その為、既存の技術に取って代わる物では無く
 Webサイトを作成する上での選択肢の一つかな、と感じました。
 サイトの目的に合わせて導入を検討すべき技術です。

 以上、考察終わり。
 今日もメガネの端をくいくいっとしています。


お気に入り度:
 ★★






お仕事用Webサイト:PCS
※携帯電話には対応しておりません。




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posted by ササキマコト