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日本型ワークシェアリングのしくみ/島田隆司
本の内容(Amazon.co.jpより引用):一時休業、時間短縮、助成金…会社と社員が生き残るにはどうすればいい?
「雇用を守りながら」不況を乗り切る。
読んだ時期:
2009年8月5日。
レビューとか感想とか:
ワークシェアリングって何じゃらほい?の本です。
「ワークシェアリング」ってのはどんな物で~
日本で言われている「ワークシェアリング」にはどんな種類があって~
それにはどんなメリット、デメリットがあって~ってな話と
嘘かホントか、その導入事例が載っています。
そんなに小難しい書き方はされていないので
比較的拒否感を感じないで読めると思います。
以下は個人的な考えです。まぁいつも個人的な考えですけどね。
私が勉強不足なだけかもしれませんが、ワークシェアリングって
雇用創出って観点から見るとあまり意味が無いのでは?
極論で言えば、100人いて100の仕事があった場合に、
10人がそれぞれ10の仕事を行い残り90人の仕事が無くなるか
100人がそれぞれ1の仕事を行い一人当たりの取り分が減るかの違いですよね。
「失業率」とか言う数字のマジックが改善されるだけであまり意味は無い気がします。
好意的に解釈すれば、シェアする事で一人当たりの作業負担が減り
オーバーワーク気味の人にとっては万々歳。
全体としてみた場合に仕事の質が向上しまっせって感じでしょうか。
でも現実問題、多忙な方はきっと多忙なままでしょう、何故かq(--)p
ついでに、全体の生産性を落とす→給料も減る→その代わり自由な時間が出来る。
みたいな流れだと思いますので、そうなった場合に
「やった!自分の時間が出来たから何かしよっと♪」と思える人には
中々魅力的な試みなんじゃないでしょうか、ワークシェアリング。
逆に「やべっ、給料減るから空いた時間で副業しなきゃ」と感じる人にとっては
百害あって一利なし、みたいな感じですかね、ワークシェアリング。
そんな事を考えました。
お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト