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セリヌンティウスの舟(光文社文庫)/石持浅海
本の内容(Amazon.co.jpより引用):大時化の海の遭難事故によって、信頼の強い絆で結ばれた六人の仲間。
そのなかの一人、米村美月が、青酸カリを呷って自殺した。
遺された五人は、彼女の自殺に不自然な点を見つけ、
美月の死に隠された謎について、推理を始める。
お互いを信じること、信じ抜くことを、たったひとつのルールとして―。
メロスの友の懊悩を描く、美しき「本格」の論理。
読んだ時期:
2009年8月21日。
レビューとか感想とか:
「扉は閉ざされたまま」が中々に斬新だった石持浅海さんの本です。
今回もまたシチュエーションが独特です。
強い絆で結ばれた仲間達の一人が自殺。
残された人達が故人を偲ぶ為に集まったのですが・・・
あれ?何か自殺にしてはおかしくね?
えっ?でも自殺って考えないと辻褄合わないっしょ?
みたいな感じになっちゃいます。
中身の大半は自殺の真相について皆で推理するだけなのですが
その過程で過去や各人の思い、その他諸々が読者に語られます。
展開的には、これでもかって位ぐだぐだです。
登場人物たちは、いー感じに迷走しています。
でも、だからこそ逆にリアリティを感じました。
うん、実際同じような状況になった時に
金田一君とかコナン君みたいに理路整然と答えを出せる方がおかしいと思う。
シチュエーションやぐだぐだ感も含めて、中々に挑戦的な一冊でした。
さーて、今日はまだ外出しておりません。
ずっとパソコンさんをペチペチ叩いてお仕事をしておりました。
それが何を意味するか分かりますか?皆さん。
そう!まだご飯を食べていないのです、今日一日。
別に断食をしている訳では無いのですが
ご飯食べるのすっかり忘れていました。
これはいかん。
と言う訳で、せっかくだから豪勢に食べようと思い
さっきからネットで美味しそうなお店を検索していたのですが。。
調べるの面倒臭くなってきたので松屋で妥協しようかと思います。
冒険出来ていないお年頃です。
お気に入り度:
★★★
お仕事用Webサイト:

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posted by ササキマコト