マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

なぜか「忙しい」「時間がない」が口ぐせの人へ―確実に結果が出る和田式超時間術76の要領/和田秀樹

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 無駄な時間をなくすために、「他人知」を使え!性格の良さは、時間効率をあげる武器になる!
 アフター5とビフォア8を使い分けろ!夜型から朝型への転換は時間上手の奥の手!
 和田秀樹が伝授する、人生差がつく76の法則。


読んだ時期:
 2009年10月25日。


レビューとか感想とか:
 最後の方ダレてきましたが、共感出来る内容が多かったです。
 内容の方は、時間に対する考え方や受け止め方について主に述べています。
 後はちょっとした時間の使い方テクニックみたいな物も書いてありましたが
 まぁそこらへんは個人の状況に合うかってのがあるので参考程度に。
 メインは時間というものの捕らえ方です。
 要は時間を、お金と同様に財産・資産として見ましょうって事です。
 んでその財産を有効に使いましょう。って事ですね。大雑把に言うと。
 ん?そんなの分かってるって?本当ですか?
 「忙しい~」と言う事には抵抗無いけど
 「貧乏だ~」って言うのは恥ずかしかったりしません?
 物を買うときは1円でも安いのを探すのに、
 効率の悪い仕事の仕方を続けていません?
 そーゆー事を考えさせられる本です。
 多忙なビジネスマンの方は読んでみても良いと思います。
 状況は変わらないけど意識が変わるかと。

 ちなみに私は、仕事に関して物凄い時間効率を重視する人です。
 無駄な作業はコピー一枚取りたくない。
 別に完璧を求めている訳ではありません。
 巷で良く言われるように、80点まで行く労力と同じ位
 そこに20点プラスする(100点にする)労力は掛かると思っています。
 なもんで、基本的スタンスは如何に80点まで早く正確に行けるかを頑張って
 80点まで行ったらそれを100点にする必要があるか考えるって感じです。
 得てして時間を掛けて100点満点より出来るだけ早く80点を求められるケースも多いので。
 特に個人でやるようになってからはそれが顕著です。
 これは仕事と言うのが本質的には時間を売る物ではないと考えているのに起因します。
 極端な話、指一本動かさないでお金を貰っても良いと思っていますから。
 えっ?そりゃ駄目でしょ、ですって?
 う~ん。
 例えば、Aさんはクレーム対応のオペレータの仕事につきました。
 24時間365日対応、1年間で100万円の契約でした。
 Aさんは初日にある仕組みを確立し、抜本的な改革を行いました。
 そしたら何とクレームの件数が0件になっちゃいました。
 もちろんその事業から撤退したとかじゃなく
 会社に取ってデメリットは無いと仮定して下さい。
 極端な例えですがこの場合Aさんはいくら貰うのが妥当でしょう?
 私個人としては残り364日遊んでて100万円貰って良いと思います。
 真面目に24時間365日対応する以上の成果を上げている訳ですから。

 お客様にとってもトラブルは少ない方が良いでしょうし
 同じ物が出来るのであれば遅いより早い方が良いでしょうし
 私も労力は少ない方が嬉しいですしで、皆ハッピー。
 私の夢である働かないで暮らせる生活に近づく訳です(笑)

 長々と私の仕事観を書いてしまいましたが、
 お付き合い頂きありがとうございます。
 蛇足ですが、プライベートはある意味真逆で時間効率なんて考えません。
 ぐーたら大好きですし如何に楽しめるかを一番大事に考えております。

 だから「毎日本読んでブログ更新して友達少ないんだねぇ」とか
 言わないで下さいね(つд`)これでもそこそこ頑張ってるんです。


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posted by ササキマコト