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ショートショートの広場〈11〉(講談社文庫)
本の内容(Amazon.co.jpより引用):気軽に読めて楽しめるショートショートこそ娯楽の王様だ。理屈不要の爆笑話から、
毒気たっぷりのブラック・ユーモア、思わず考えさせられる風刺譚まで。
小説界のマエストロ・阿刀田高氏が選びに選んだ「超」短編小説のオンパレード。
読みだしたら止まらない極上の63編。全作品に選評を付けてお届けします。
読んだ時期:
2009年11月9日。
レビューとか感想とか:
玉石混交のショートショート集です。
どこぞに応募された作品をまとめた物らしいので
文体や内容に安定感はありませんが、そこが逆に面白いかも。
本当に雰囲気も長さも作者もバラバラの作品集です。
形態としてはサラリーマン川柳に近いので、お気楽にどーぞ。
個人的には『「死なせて」』と『発病』が気に入りました。
ブラックなのにほのぼのしている所がナイス♪
実は最近ショートショートに凝っているんですよ。
面倒臭いので探してはいないのですが、見かけたら手に取るようにしています。
ショートショートの魅力はやはり短い所にあると思います。
電車待ちやお湯沸くの待ちなんかのちょっとした隙間時間で読めますし
滅多な事では「キリが悪い」と言う事にはなりません。
後は「1行で落とす」所がお気に入りです。
お話自体が短いので必然的にオチも短くなります。
大抵1行2行で落ちるのですが、その落ち方が上手ければ上手いほど
気分爽快になれます。
あまり気に入らなかった作品でも大して時間を費やしていないので
そんなに時間を損した気分にはならないですし。
気軽に文章を読んでみたい人にはオススメですよ。
お気に入り度:
★★★
お仕事用Webサイト:

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posted by ササキマコト