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気づける人はよみガエル―大丈夫!深刻はやめて真剣でいこう読むビジネスサプリメント/高橋貞夫
本の内容(Amazon.co.jpより引用):元・神戸そごうの店長が、倒産、失職、転職を経て会得した
“悩めるビジネスパーソン再生”のコツを軽妙なタッチで綴る!
「気づく」ための100のヒント。
読んだ時期:
2010年3月6日。
レビューとか感想とか:
これは元々メルマガだったのかしら?
見開き2ページで一つの話題になっていて
「回転ずしIT接客」だとか「名刺という名の呪縛」だとかの
興味を惹かれるタイトルがついています。
内容の方は細々と色々書かれていますが、ちょー大雑把に一言で言うと
中高年のビジネスマンに向けて「頑張れよー!」ってな感じです。
ちょうど団塊の世代当たりで一般的なサラリーマン、
リストラされないかとちょっとビクビクしつつ毎日を送っている方々に
エールを送りつつ心の持ちようをアドバイスしています。
とは言っても昨今の経済事情、派遣切りだとか何だかんだを考えると
若い方達にとっても無関係ではないかと。
著者の方自らがおっしゃっているように決して即効性は無いですが
それなりに自分の将来を考えるきっかけには出来る一冊だと思います。
さて、この本の中でコップに水が半分入っているの話題があったのですが
ふと考え込んでしまいました。
一般的には、コップに水が半分入っている時に
「半分も入っている」と考える人もいるし
「半分しか入っていない」と考える人もいる。
ほんでもって「半分も入っている」と考える人はポジティブ思考ですよ
みたいな論理展開じゃないでしょうか。
でも果たしてそうなんですかね?
例えば会社を経営していて首が回らなくなってきた時に
「大丈夫だ、まだ去年の半分も資産がある」とか言ってのんびり構えてたら
社員にタコ殴りにされちゃいそうな気もします。
まぁポジティブって言えばポジティブなんでしょうけど
ネガティブ極まったただの現実逃避と受け止める事も出来ます。
結局ポジティブ思考にしろネガティブ思考にしろただの思い込みで
「思い込んだ者勝ち」・・と「思い込ませたもの勝ち」か?とか思っちゃいました。
どんな条件下でもポジティブに考えて文句も言わず言う事聞く、
そんな人がいたら便利で仕方ないですもんね。
っつー訳で、自分で意識的にポジティブな考え方をするのはアリ、
ただし他人にポジティブ思考を強要する人は要注意。と
心のマコノートに記入されました。
余談ですが、心のマコノートは現在102冊目です。
油断するとよく無くしちゃいます。
お気に入り度:
★★★
お仕事用Webサイト:

※携帯電話には対応しておりません。
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posted by ササキマコト