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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸(電撃文庫)/入間人間
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):御園マユ。僕のクラスメイトで、聡明で、とても美人さんで、すごく大切なひと。
彼女は今、僕の隣にちょこんと座り、無邪気に笑っている。
リビングで、マユと一緒に見ているテレビでは、
平穏な我が街で起こった誘拐事件の概要が流れていた。
誘拐は、ある意味殺人より性悪な犯罪だ。
殺人は本人が死んで終了だけど、誘拐は、解放されてから続いてしまう。
ズレた人生を、続けなければいけない。修正不可能なのに。
理解出来なくなった、人の普通ってやつに隷属しながら。
―あ、そういえば。今度時間があれば、質問してみよう。
まーちゃん、キミは何で、あの子達を誘拐したんですか。って。
第13回電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作登場。
◆読んだ時期:
2011年2月24日。
◆レビューとか感想とか:
皆さんが一番最後に敗北感を味わったのはいつですか?
私は昨日です。
「メディアに踊らされてたまるもんか、ぷっぷくぷ~」を信条としている私は
読んだ本が映像化される事はあっても映像化された本を読む事は滅多にありません。
記憶に新しい例外は「サマーウォーズ」位。
そんな私が・・・手に取ってしまいました、みーまー。
映画化される(された?)と言うのは知っていたのですが特に興味無かったのですよ。
そう、昨日までは。
仕事の合間になんとなーくWikipediaさんを眺めたのが運の尽き。
・・・面白そうじゃね?
ついでにちょっくら技術書が必要で本屋に行ったのもナイスタイミング。
気が付いたらお買い上げして早速読み始めていました。
ただでさえ積ンデレラになっているってのに、
後入れ先出しばっかしてちゃ駄目でしょーが。
自分にそんなツッコミを入れつつ読み始めた「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」。
なるほど。基本的には主人公の一人称で進む物語ですが、個人的には面白かったです。
至る所にパロディネタが仕込まれていたり、主人公の言い回しが絶妙に緩かったりと
まさしくライトノベルっぽい面白さでした。
ミステリー要素もありましたしね。
ただ個人的に思うのは・・これ、映像化して面白いの(--?
映画見てない立場で言うのもどうかとは思うけど。
私としてはストーリーよりも言い回しやパロディネタ、キャラ設定に魅力を感じました。
西尾維新さんの作品的な面白さです。
映像化された物がどーなってるのか予想がつかないんですよね。
なもんで続きは読むかもしれないけど映画は見に行かないと思います。
奈月さんが次巻以降も出てくるなら読んでやろう( ̄^ ̄)ノ
とか内心思っているのは内緒です。
さて、今日はちょっくらお出かけです。
基本的には私がお出かけする時は時間に余裕を持って取り掛かります。
どれ位余裕を持つかと言うと軽く3時間位。
・・・なのですが、何故か毎度毎度突発的な予定が入ったり
何となく気分が乗らなくてぐーたらしたりでちょうど良い位の時間になるのですよね。
今日も実は9時頃には家出るつもりだったのですが気づいたらこんな時間。
これからお風呂入ったりなんだりで家出るのは11時頃になりそうです。
『不確定要素さえも計算しなさい。』と言ったのはジャンのパパですが
どーやら私もその域に達しているみたいです。
まぁ私、ギャンブル関係弱いんですけどね。
◆お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト