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死体を買う男(講談社文庫)/歌野晶午
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):乱歩の未発表作品が発見された!?
『白骨記』というタイトルで雑誌に掲載されるや大反響を呼ぶ―
南紀・白浜で女装の学生が首吊り自殺を遂げる。
男は、毎夜月を見て泣いていたという。
乱歩と詩人萩原朔太郎が事件の謎に挑む本格推理。
実は、この作品には二重三重のカラクリが隠されていた。
奇想の歌野ワールド。
◆読んだ時期:
2011年4月12日。
◆レビューとか感想とか:
実は意外と当たり外れの激しい歌野晶午さんの作品。
今回は作中作がテーマのミステリーでした。
内容は…書いちゃうとネタバレになっちゃいますね。
登場人物が推理小説を読むんだけど実はそれは・・な話です。
江戸川乱歩のファンであれば楽しめるのかもしれませんが
個人的にはいまいち面白さが伝わってきませんでした。
途中で読むのを止める程つまらなかった訳ではありませんが
いまいちパっとしなかった印象です。
さて、東電さんの原発事故までは殆ど聞かなかったけど
今では耳に馴染んじゃった単語、いっぱいありますね。
「しーべると」だとか「べくれる」だとか。
「放射性ヨウ素」だとか「炉心溶融(ろしんようゆう)」だとか。
そんな言葉に混ざってちょっと異色な単語もあります。
その名も「建屋」。
東電さんの原発事故以来、日常会話で結構耳にするので調べてみたのですが
実は「建屋」って結構意味が限定されるみたいですね。
機械や機器などの設備、または原子炉やポンプなどの設備、
などを収納してある建物、などを幅広く意味する表現
と、どっかの実用日本語表現辞典に書いてありました。
確かに良く考えたら人間様が住む所は「家屋」ですもんね。
あっぶねー。
ちゃんと時代の波に乗ってますよーアピールで
「うちの建屋はボロだからさぁ」とか言わなくて良かった。。
危うく私の存在が人間様からポンプになる所でした、セーフ。
◆お気に入り度:
★★
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posted by ササキマコト