マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

さよなら、そしてこんにちは(光文社文庫)/荻原浩

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 世のため、人のため、そして家族のため、働き者の悲哀を描く、著者独壇場の傑作集。

読んだ時期:
 2011年4月25日。

レビューとか感想とか:
 普通の人の普通の人による普通の人のための短編集です。
 どの話もほのぼのとしつつ優しい雰囲気の物語でした。
 笑えて泣けて楽しめる。
 そんでもって気軽に読める。
 必ずしもハッピーエンドのお話ばかりではありませんが、
 前向きになれる一冊でした。

 さて、順調に報道管制が敷かれていってる感のある原発事故のお話です。
 川崎に続いて愛知県でもがれき受入れを巡って波紋が起きてるみたいですね。
 てか苦情が殺到しているみたいですね。
 個人的には仕方ないだろうなぁと思いながら眺めています。
 だって胡散臭いですもんね。
 垂れ流す量が増えてるのに、基準値の方を上げて
 「基準値以下になったから安全」とかのたまう国ですから。
 放射能混じりの物が紛れ込んでくるカモと思うのも当然です。
 当たり前ですが恐らく皆不安なんでしょう。
 「良く分からない」だから怖い。「何となく不安」だから過剰に反応する。
 本来そこら辺をケアすべきポジションにいる人達が
 真っ先にアホな小細工始めたからさぁ大変。
 疑心暗鬼の雨あられ。
 今更何言われても信用できるか、バーカ。って感じですよね。
 分かる分かる。
 それは理解出来るのです。
 だけど福島県民への差別については・・それホント(--?
 ホントに福島県民に対する差別ってあるのですか?
 メディアが批判の矛先逸らす為に煽ってるだけじゃなくて(--?
 世界的には「放射性物質を垂れ流し続けている『日本人』」として一括りな状況で
 そんな事してる暇人ってホントにいるのかしら(--?と疑問を覚えています。
 お金とかお金とかお金の関係で何とも控えめな報道が続いているようですが
 とっくに「福島県民ガー」じゃなくて「日本人ガー」な状況だってのは
 皆気づいてるんじゃないですかね。

 まぁ実際の所どうなのかは知りませんが、
 色々深読みしてみるのは結構頭の体操になります。
 流れてる情報ってのはほぼ間違いなく誰かの意図が絡んでるんですよね。
 それを妄想するのは楽しかったりします。
 ・・とか書くと、不謹慎って怒られるのかしら。

お気に入り度:
 ★★★




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posted by ササキマコト