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ブック・ジャングル/石持浅海
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):逃げろ、知力と体力の限りを尽くして。
閉鎖された市立図書館に忍び込んだ男女5人を猛烈な悪意が襲う。
◆読んだ時期:
2011年6月30日。
◆レビューとか感想とか:
駆け引きの心理描写が素敵な石持浅海さんの作品です。
内容は、閉館した図書館に不法侵入した二人の男性と三人の女性
(二人の男性は図書館とお別れする為に、三人の女性は本を持って帰る為に)
が、なーぜーかー武装したラジコンヘリに襲われる話です。
いや、ホントに。
読み所はラジコンヘリ操縦者と襲われる人達の心理バトルです。
襲われる方が足手まといを抱える中で武器を取れば、
ラジコンヘリも様々な制限がある中で武装を変える。
襲われる方が武装に対抗すれば、ラジコンヘリもそれに対応する。
といった調子でした。
どっかのジャンプマンガの「邪道バトル」ってのがピッタリかも。
結末が割とあっさりしていてちょっと拍子抜けでしたが
そこに至るまでの過程は面白かったです。
さて、今日から7月ですね。2011年も後半戦に突入です。
思えば2011年前半は色々ありました。
目をつむれば思い出す・・前に寝てしまいそうですが、色々ありましたね。
きっと後半も色々あるのでしょう。
私の周りには結構「震災前に戻りたい」派な人がいるのですが、
私は戻りたくない派です。戻っても仕方ないじゃない。
記憶を失くして戻ったと仮定すると結局あの恐怖をもう一度味わうことになるし、
記憶を残したまま戻るのはもっとイヤ。
例えば「2011年7月2日に隕石振ってきて地球の半分吹き飛ぶ」とか知ってる状態で
それでも今日を楽しく生きるなんて中々出来ないですからね。
見るのは先だよ、先。
特に今年の夏は、皆さん熱中症にならないよう気を付けましょう(--)b
確かに節電は大事。
ですが猛暑の中、節電頑張り過ぎて熱中症になってパッタリお亡くなりになるくらいなら
エアコンつけて「あ~快適~、あ、やべっ停電しちゃった」の方がいくらかマシでしょう。
もちろん節電に異を唱えている訳ではありません。
ありませんが、捉われ過ぎて近視的な見方にならないように注意する必要性は感じています。
節電より人命の方が大切だと思いますよ。
雰囲気に流されて本末転倒にならないことを祈ります。
特にじーちゃん、ばーちゃん達。
ご老体なんだから我慢強いのも良いけど程々に。
◆お気に入り度:
★★★★
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posted by ササキマコト