マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

少女たちの羅針盤新装版/水生大海

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 女子高校生四人組の演劇ユニット「羅針盤」。
 ストーリーとコンクールでその名を知らしめたが、
 メンバーの突然の死によって活動を停止する。
 それから四年の月日を経て、―復讐は始まる。
 島田荘司選第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作受賞作。

読んだ時期:
 2011年7月1日。

レビューとか感想とか:
 青春ミステリー小説です。
 メンバーの死によって終わりを迎えた演劇サークル「羅針盤」。
 物語はその四年後(現在パート)から始まります。
 現在パートで語り部となるのは女優として活躍する一人の女性。
 その女性は四年前の事件の犯人でもあったのです。
 そしてその現在パートに挟まれるようにして書かれているのが
 四年前の「羅針盤」の物語(過去パート)。
 過去パートでは誰かが死ぬという現実を踏まえつつ
 「羅針盤」メンバーの青春を微笑ましく眺めてくださいな。
 と言う訳で読みどころは、現在パートの語り部である犯人は誰か?
 過去パートで死んでしまうメンバーは誰か?という謎要素、
 そしてそんな未来を知らない少女達が一生懸命青春しているところでしょう。
 ミステリーとしてもよく考えられているとは思いますが、
 どちらかと言うと青春小説的な比重が大きいと個人的には感じました。
 ぶっちゃけ犯人は登場人物の相関関係で何となく分かっちゃったし
 逆に被害者はノーヒントでこれっぽっちも分からなかった。
 推理しながら楽しむ本というよりは、あまりうがった見方をしないで
 先の展開にドキドキしながらページをめくって楽しむ本だと思います。

 さて、実は書くことが無くてですね。
 何だかんだで30分くらい書いては消して書いては消してを繰り返しているのですが
 これだ!というネタが出てきません。
 あぁ、私の人生とはこんなにも平坦で味気ないものだったのか。
 仕方ないのでどーでも良いことを書いて今日はお茶を濁したいと思います。
 今日のどーでも良いこと(--)b

 実は鰻と梅干は食べ合わせが良い。

お気に入り度:
 ★★★




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posted by ササキマコト