マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

日本人の知らない日本語3祝!卒業編/蛇蔵

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 大ベストセラー『日本人の知らない日本語』最新刊!
 笑って学べる日本語コミックエッセイは、ついに第三弾!

 今回は、桜の季節に先駆けて「祝! 卒業」編。
 あの人気キャラの卒業エピソードが読めるかも。
 そして、次なる新シリーズの試し読みができる「より抜き小冊子」も付いて
 お値段据え置き。超お得です!

読んだ時期:
 2012年3月14日。

レビューとか感想とか:
 おぉ、いつの間にか3冊目が出ていたのですね。
 日本語学校の生徒と先生の心の交流を描いたハートフルストーリー・・ではなく、
 シリアスな笑い満載のほのぼのコミックエッセイです。
 マンガなので気軽にぱらぱら読めると思います。
 この本の侮れないところは意外と勉強になるところでしょうか。
 私たちが何となく流している部分も生徒たちは真剣に悩みます。
 そんで彼等・彼女等なりに頑張る。
 結果として微笑ましいことになったりならなかったりしますが、
 確かに目の付け所は面白いんですよ。
 「お腹が立つ」とか「半分のおにぎり」とか、
 笑い話だけどそう表現したくなる気持ちは理解できますし。
 私たちにとっては当たり前な日本語の表現、
 当たり前だからこそ気づかない部分を気づかせてくれる一冊です。
 ・・とカッコつけて語るのが似合う程高尚な本ではありませんが、面白かったです。
 くすくす笑いながらふんふん唸るのが正しい楽しみ方だと思います。

 さて、次のお仕事が決まるまで一週間くらい間がありそうなので
 のんびり遊びの予定を立てつつマッチングサイトなんぞを冷かしています。
 面白そうなのあったら手を出すかーと思ったのですが、無いですね(ノ∀`)
 あるのは「むきっ(--#)」ってなりそうな案件ばかりです。
 特に目についたのが「簡単なお仕事です」「難しくないです」ってな文言。
 「簡単なら自分でやれば(--?」と思ってしまうのは捻くれ者なのでしょうか。
 応募要項を見た感じの印象になってしまいますが、この手のセリフが出てくる案件程、
 実は発注者側で内容を整理出来ていない場合が多そうです。
 要は「良くわかんねーけどここをちょっと変えるだけだし、
 ちょこちょこっと直せるんじゃないかなー」程度の理解ってことね。
 自分でプログラム組めて影響範囲も大体把握してるんだけど
 時間が無いから外に出すかーってなケースは稀に見えました。
 無い訳ではないですけど、かなり少ないです。
 そもそも「簡単だよ」→「時間掛からないよね」→「安くしてね」で
 いきなり値引き交渉されてるようなもんですしね。
 もちろん本当に簡単な場合もあると思いますが、
 少なくとも発注者が同業者(私の場合はプログラム組める人)でない場合は
 警戒しておいて損は無いと思います。
 どっかの名言(迷言?)にも「『若い頃の苦労は買ってでもしろ』という言葉があるが、
 その言葉を作ったのは売る側の人間だ」ってのがありますしね。
 お仕事出す側の「簡単だよ」とお仕事請ける側の「簡単だよ」は
 似て非なる物だというお話でした。
 同じ理屈で、お仕事出す側の「難しいよ」とお仕事請ける側の「難しいよ」も
 似て非なる物だったりするとかしないとか。

お気に入り度:
 ★★★★




■お仕事用Webサイト
 ITの万屋 PCS - Piyopiyo Create Service

■ランダムでファジーなランキング?サイト
 らんだむふぁじーらんきんぐ?らふら

※携帯電話には対応しておりません。



-----
posted by ササキマコト