マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

悪夢の商店街(幻冬舎文庫)/木下半太

◆本の内容


ドバイの大富豪に売られる寸前だった女結婚詐欺師が、魔法使いを名乗る凄腕詐欺師に買われ、さびれた商店街の豆腐屋の息子と結婚するように命令され、友人の息子を人質に取られ、そこに何故かヤクザと女子高生も絡んできて、もう何がなんだか分からないけど、取りあえずお宝をくすねてやろうと孤軍奮闘するお話です。騙し騙され世は情け。義理人情の騙し合いは、どこかシリアスに成りきれないシリアスさをもって、シュールな笑いを生み出しています。



◆感想


 ノリは今までと同じですが、若干ドタバタぶりが減ったように思えます。
 個性的な登場人物が多いので、にぎやかですけどね。
 それぞれがそれぞれの事情で好き勝手に動いており、
 群像劇のような印象を受けました。

 また、最後が駆け足気味で、少し慌ただしく感じました。
 仕込まれているネタは「ほっほー(-。-)」という感じだったので、
 もう少しページ数を割いてネタバラシしてもらいたかったです。

 面白かったことは面白かったのですけどね。
 面白かっただけに消化不良な気分になった一冊でした。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、今日はちょっくら知らない人とお会いしてきます。

 ……と書くと、怪しい感じがしますね(^^;

 Webサイト経由でお仕事関連のご連絡をいただいたので
 ちょっくらお会いしてきます。

 おぉ、今度は真面目っぽい。

 いや~、それにしても、知らない人と会うのはドキドキしますね~。
 何回経験しても慣れません。

 ただまぁ、知らない人と会うのを躊躇していたら仕事になりません。
 新しいお客さまを開拓できないのでは早晩行き詰ってしまいますからね。

 そう考えると、今の環境は恵まれていると思います。
 代わりに行ってくれる人がいないし(ノ∀`)
 逃げ道が無いので、場数を踏む上では良い環境でしょう。

 なんだかんだで自分で始めた6、7年前に比べれば
 それなりに慣れてきた気もしなくもないですしね。

 良い意味で初心を忘れないように気を付けつつ、
 良い意味で無駄に入れ込まないように、成長していこうと思います。

 というわけで、今日もぼへぼへと頑張ってきま~す(--)ノ


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posted by ササキマコト