【】
ヒートアップ(幻冬舎文庫)/中山七里
◆本の内容
ちょっとした特異体質で、おとり捜査まで許可されている優秀な麻薬取締官の七尾究一郎が「ヒート」と呼ばれる特殊薬物を追っていたら、いつの間にか殺人事件の犯人に仕立てあげられていたお話です。ヒートの取り締まりと冤罪事件の無実の証明、はたして両立できるのか?!みたいに煽っておけば良いですかね。
◆感想
ミステリーというよりはサスペンスっぽい雰囲気で話が進みます。
最後の最後に「あぁ、ミステリーだった」と気付かされますが、
それどころじゃない感が満載でした。
そこにたどり着くまでの展開が、壮大でしたからね。
飛行機の墜落事故から生還した人に対して
「ごめんごめん、食い逃げしたの別なやつだったわ」と言ったくらいの
ギャップを感じました。
「あ、あぁ、そうなんだ。それは良かったよ」と思いつつ
「あぁ、ごめん。そういえば、そんなのあったね」くらいの気分です。
いえ、意外性はあったのですよ。
「おぉ!まさか、あいつがアレでアレだったとは!」と驚愕しても良いのですが、
個人的には山崎さんの不遇っぷりの方に、涙を禁じえませんでした。
本作のベスト・オブ・巻き込まれ大賞受賞者は、絶対この人だと思います。
ちなみに、本作は『魔女は甦る』 という作品の続編的な位置づけみたいです。
『魔女は甦る』は読んでいないので、気が向いたら探してみようと思います。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、お仕事が一段落つきました。
やほほーいヽ(´∀`)ノ
ということで、今日は気分転換も兼ねて
わわわIT用語辞典更新デーにします。
用語の追加もさることながら、見えないところを、ちょこちょこ改造しますよ。
実際のところ、急いでやる必要も無いのですけどね。
典型的な「やっておいた方が良いけど、やらなくても困らない」ことです。
でも、この手の類は、ずるずる先延ばしにするといつまでも残り続けます。
スリム化2016を宣言していることですし、さっさと片付けてしまおうと思います。
のんびり頑張りまっせp(--)q
-----
posted by ササキマコト